このたび、ハンドメイドショップ「penne House」を開設いたしました。

おもにヘンプ（麻）のミサンガアクセサリーを制作しております。

わたしがハンドメイドを始めたのは保育園のとき。

初めて作った作品は、クリスマスに母からもらったお人形のお洋服でした。

お洋服と言っても、裁断した布に腕を通す穴を開け、ボタンを付けただけのもの。

「もっとすてきなお洋服を作ってあげられるようになりたい」

子供心にもそう思ったことをいまなお鮮明に覚えています。

そして、この想いが私のハンドメイド人生の始まりでした。

小学校に入るころ編み物を始めました。

母が自宅で編み物の内職をしていたので、本や道具を貸してくれました。

面ではなく一本の紐からつくる世界。糸が面になり、やがては立体になる。

その過程と可能性に夢中になりました。

長年、アクセサリーを作ることにはあまり興味がなかったのですが、

そんな私に転機が訪れたのは約１０年前。

紐を結んでさまざまな形をつくるというミサンガのアクセサリーと出会い、

編み物が好きな私は夢中になりました。

いつのまにか、

家族や友人への贈り物にはヘンプのアクセサリーを作ることが

当たり前になっていました。

こうなってくると、

「次はこういうのが欲しい」

「わたしも（僕も）ほしい」

「ペットの首輪とかつくれるかな？」

いろんなご要望をいただき始めました。

お礼やお代を頂戴することも多くなりました。

はじめは近しい方からの依頼だけを受けてほそぼそと制作しておりましたが、

近ごろは遠方の方からもご依頼を頂戴することが多くなり、

思い切ってネットショップを開設しました。

すべて手作業で行っておりますので、あまりたくさんの作品は作れません。

ゆっくりと作品を制作しつつ、ミサンガアクセサリーのすばらしさや楽しみ方を

お伝えしていきたいと思っています。